【五月病予防には森林浴】

2016年04月12日 07:36

五月に吹く風は「薫風」と呼ばれ、一般的に「風薫る五月」と言われています。

本来、風には香りはありませんが、この季節だけは一年のうち特別です。

5月は新緑の季節で、木々の葉が成長するときに作り出す「フィトンチッド」と呼ばれる揮発性物質が芳香を出しており、それが香るためです。

フィトンチッドは本来、樹木が自らの身を昆虫や微生物などの天敵から守るために発散している忌避物質ですが、人間にとっては精神の安定やストレス解消、リフレッシュ作用が確認されています。

そのため、5月病予防には森林浴がお勧めです。

さらに、森の中での有酸素運動(ウォーキングなど)は体内に大気中のフィトンチッドを含んだ酸素を取り込めるので、非常に効率のいい運動と言えます。

 

※写真は、一般の方の森林セラピー体験の様子です。

 

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